ドラマティック・ナイト

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掟上今日子の備忘録 第5話 あらすじと感想

      2015/11/09

須永フェスタ

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屋敷についた今日子と厄介のすぐ後に、遠浅刑事も新人の刑事を引き連れて登場。二組の「推理合戦が展開される。しかし、開始直後、厄介に重信から須永が滞在先のホテルで急死したという電話が入る。人気推理作家・須永昼兵衛の100作目の「遺稿」となるだけに、原稿探しは重信から正式に仕事としての「依頼」に切り替わった。

しかし厄介は「今日子さんのせっかくの楽しい休日を壊したくない」と、今日子には須永の死を悟られないよう、必死に「防戦」するが・・・。

 

掟上今日子の備忘録

掟上今日子の備忘録

  • 作者:西尾 維新
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 2014-10-15

謎解きにワクワク (ネタバレありの感想)

★この後はかなりネタバレしてます。今日子と一緒に推理したい方は、スルーして下さい。

須永が残したヒントは四つ。(正確ではないけど、こんなとこだったと思います)

1 作品の原稿枚数は、およそ120分あれば読める

2 デリケートな場所にあるので、細心の注意が必要

3 あるものではなく、ないものを探せ

なぜか4が空欄に。これを見た遠浅刑事は、書斎に並んだ須永の著書の中から、最新作がないところに目をつけ、「答えは黄色い部屋の中にある」と推理。しかし、それはお約束の「まとはずれ」。

さて、ここからが今日子の「出番」

今日子は渡されたものがコピーであることに目をつけ、原本を須永の助手?に見せてもらう。4番目は修正テープで消されていた。陽にすかしてみると「鉛筆が必要になるかもしれない」と書かれている。

首をひねる厄介と遠浅。しかし今日子は「これは、私のように一昔前の記憶しかない人間のほうがわかるかもしれませんね」と言う。「修正テープ」もヒントの一つだったんですね。鉛筆を使って、巻いたりしてましたもんね。

わかったんですか?

はい。僭越ながら。

今日子が袖口からマジシャンのように、カセットテープを取り出す。

120分とは、オーディオルームにあったカセットテープの長さだった。それも録音の目的ではなく、データの記憶媒体として利用するため。しかし、どこにもテープを再生できる器機が存在しない。「あるものではなく、ないものを探せ」という言葉から、テープのケースに貼ってある数字を見て、厄介が書斎の古びた金庫を開ける。

中には、カセットテープを再生できる、MZ700という、古いパソコンがあった。「前に、中古パソコン屋でバイトしてたんです」という厄介の知識が、またしても役に立った。パソコンを、古いテレビにつないで準備完了。再生された画面を皆、固唾をのんで見守る。そこにあらわれたのは・・・

ハ ズ レ

 

なんちゃって!

一同こける。

が、その後には須永がフェスタの参加者をねぎらう言葉と「今日一日、楽しんでいただけましたかか?」という一文の後に、100冊目の作品の原稿が続いていた。

それを見て、少し涙ぐみながらも笑顔で「はい、楽しかったです」と画面を見つめて答える今日子。大ファンである遠浅と厄介もそれに続く。

かくして、今日子の「楽しい」休日が終わった。

★★★

今日のお話は、私的にすごく好きです。須永の心づくしの謎解きの面白さもあったし、今日子に必死に須永の訃報を知らせまいと、躍起になる厄介と、それを助ける法朗の姿がドタバタしてるけど、ほほえましく楽しい。二人とも今日子をすごく大切に思ってるんですね。「優しさ」がいっぱい詰まったお話だったと思います。

今日子は厄介に、もし須永昼兵衛の新作が出たら、サンドグラスの書棚にそっと置いて欲しいと頼みます。本を読んでも忘れてしまう今日子の部屋には本が一冊もないから・・・。厄介は、今日と言う日の楽しかった出来事を今日子に伝える日を夢見ながら、今日子にそうすると「約束」します。

ラストシーンは、軽井沢の夕日の中にたたずむ今日子と厄介のシルエットが美しくそれをこっそりカメラに納める塗。

そこは美男美女。やっぱり絵になりますわ~。

しかし、最後にこの事件がきっかけになり、今日子と厄介の関係が「変わって」しまう可能性を暗示する厄介のナレーション。いったい何が起きるんでしょう?

次回も見逃せません!

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