ドラマティック・ナイト

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掟上今日子の備忘録 第7話 あらすじと感想

      2015/11/26

急逝した人気推理作家・須永昼兵衛に自殺の疑惑が。厄介は重信から極秘任務を受けて、
サンドグラスの今日子の部屋にこっそり忍び込むが・・・。

須永の著書・99冊を読むまで眠れません

公式サイトのあらすじより

厄介(岡田将生)は出版社の編集者・重信(神保悟志)に呼び出される。先日亡くなった人気推理作家・須永昼兵衛に睡眠薬による自殺の可能性が出てきたという。須永の死について彼の大ファンで遺作も探し当てた今日子(新垣結衣)に極秘調査の依頼だった。手がかりは、須永の遺作であり、もし須永が自殺ならば、自殺をほのめかすヒントが遺作に隠されていると考えられた。今日子は真相に迫るため、須永の遺作だけではなく全著作99冊を全て読むと言い出す。そして、全ての本を読み終わるまで眠らないように見張っていてほしいと厄介に頼む。

極秘任務ということで、厄介はサンドグラスの皆に見つからない様、今日子の部屋を訪れる。須永の本を1冊目から順に読み始める今日子。厄介は、今日子のために食事を作り、眠気覚ましにゲームをしたりと、ずっと一緒にいられることに幸せを感じ、次第に二人の距離も縮まっていく。しかし、一睡もしないまま数日を過ごすうち、眠気と疲労から今日子の機嫌は最悪に。二人の心も身体も限界を迎え、ついに今日子はシャワー室で倒れてしまう…。

過酷な読書に挑む今日子と厄介は、須永の死の真相を明らかにできるのか!?

 

 

感想(かなりネタバレ) 見てはいけないものを見てしまった厄介

ついに眠気に耐えられなくなった今日子は眠気覚ましにと、冷たいシャワーを浴びに行く。待っている間、厄介はソファでウトウト。はっと気がつくと3時間経過。今日子はまだバスルームから出て来ない。慌てて厄介がシャワー室に飛び込むと、今日子は気を失って倒れていた。厄介は冷え切った今日子をベッドに寝かせ、バイトで得た知識で今日子の手当てをする。

数時間後、まだ眠ったままの今日子のほおにそっと手をあて、暖かさが戻っているのを確認し一安心。厄介は無謀な計画で今日子を死なせてしまったかもしれないと泣きながら反省、これまたバイトで得た知識で自分が今日子の部屋にいた痕跡をすっかり消し、今日子の体に書いてあった今回の「任務」に関するメモも全て消した。ただ一つ、「とうもろこしの軸の発売予定日は?」というメモだけを残して。これで、今日子は全てを忘れ、二度とこの無謀な任務を引き受けることもないだろう・・・。

その後、重信に会い今回の任務失敗を告げる。二人で悲嘆に暮れていると、以外にも待ち合わせのカフェに今日子が現れる。今日子は厄介が今日子の部屋から回収したはずの須永昼兵衛の99冊のリストを持っていた。今日子はそのリストを元に、出版社の社長に電話、今回の「任務」を再確認し、厄介が唯一消さなかった二の腕に残ったメモを見て、須永の死が自殺かどうか、わかったと言う。

須永の著作はほとんどがシリーズ物だったが、中には「ノンシリーズ」と呼ばれる著書が数冊あった。今日子はその中の一人の「脇役」に目をつけた。一冊目の「水底の殺人」で登場する少女が、ノンシリーズの中で少しづつ成長し、「桃田朝子」から結婚し「桑田朝子」になり、遺作となった「とうもろこしの軸」でも、60代にはなったものの、元気に存在している。

社長の話では、須永が10代の頃に初めて交際した少女が病死してしまい、ノンシリーズの「モデル」となったのはその少女なのではないかと言う。須永は著書の中で、平凡だが穏やかな生涯を送る彼女を描き続けていた。しかも、ノンシリーズの出版月は、少女が亡くなった2月と決まっていた。遺作の中でも朝美はまだまだ健在で、須永は彼女を描き続ける意思があったにちがいない。だから、須永の死は自殺では有り得ない。これが今日子が出した結論。

元須永の編集者だった社長も納得、センセーショナルな「須永の自殺」というキャッチコピーは辞めて、須永の遺作を出版する事に決めたと言う。重信と別れ、今日子と二人になった時に今日子から「さて、これから大人のお話があります」と言われ、厄介の顔が焦りに曇る・・・。

★★★

今日子が目覚めた日に厄介の前に現れたときは「倒れたショックで記憶が戻ったの?」とちょっと希望的観測をしてしまったんですが、実は厄介が今日子のベッドの側で泣いてた時にすでに目覚めてたんですね。でも、尋常ならざる気配がしたのでそのまま寝たフリをしていた。厄介が部屋を出た隙に、すばやく手足のメモを見てだいたいの事は把握、厄介のリュックからこっそり著作リストを抜き取ったという訳です。

それを聞いた厄介は目をシロクロ。しかし、今日子は厄介が今日子のメモを消している時も「決していやな感じはしなかった。なぜかこの人はずっと前から自分に優しくしてくれた人と感じた」と、厄介にとってはこの上もない事を言ってくれました。しかし、一つだけ厳しい言葉。

「私の部屋で見てはいけないものを見ましたね」「忘れて下さい」

それは・・・

今日子とは別の字で、寝室の天井に何者かが書いた言葉。

お前は掟上今日子。今日から探偵として生きていく。

★★★

いくら今日子がタフでも、さすがに5日も寝ないのは無理だったようですね。っていうか、2日が限界じゃないかしら。今日子ほどの頭脳の持ち主なら、そんな事は想像つくはずなのに、須永昼兵衛の本をよっぽど読みたかったのでしょう。最初はワクワクのワトソン気分だったのに、最後は奴隷のようになりながら、今日子に尽くす厄介がけなげでした。なにげに、数々のバイトをこなし「なんでもできる」厄介なら、いっそ「何でも屋」で独立開業でもした方がいいような気もするけど。

須永が「ノンシリーズ」の著作の中で、亡き少女に変わる「桑田朝美」という登場人物を描いていた事に触発され、厄介は今日子の事件を「Kの備忘録」というタイトルで、こっそりと書き起こしていく作業を始めました。前々回に続いて再び登場の須永昼兵衛ですが、このテーマのお話はすごくいいですね。須永の本を読みたくなりました。厄介の「Kの備忘録」、今日子が手にする日が来て欲しいと思います。

次回、今日子が依頼された殺人事件の「被疑者」は厄介?

楽しみです!

 

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